Life with BMW

BMWに魅せられた一個人が綴るクルマ中心のブログです。
思わず自分個人が思った通りに書いてしまうので、辛口になりがちです。
辛口がお気に召さない方は閲覧をご注意願います。

Volvo XC-40

写真を見る限りスタイリッシュで、巷の評価も高いVolvo XC-40。


以前鈍重かつ燃費最悪なV-70に乗っていた身としては、Volvoはもういらん、と思っていたけれど、Volvoも様変わりした、ということであれば興味も湧き、とりあえずディーラーに行ってみた。


売れ筋商品は当然店内に展示されている、との先入観で行ってみたら、ない。
聞いてみると、品薄で展示する余裕なく、試乗車が一台あるだけ、とのこと。売れ行きは良いらしい。


暫く経って試乗車の置かれた場所に案内された。
パッと見、小さい。全幅は1850もあるが、なぜか小さいという印象。
外観はまあまあイイ感じ。だが感動はない。


では内装は、と車内に乗り込む。
あれ、なんだこの質感の低さは。
とても500万円前後の車とは思えない。
中国資本になったが、クルマの造りまで安物中国製品という感じになってしまったのか?
内張りに触った感触も安っぽい。ソフトというよりフニャフニャ。
もうこの内装の低品質感だけでこの車への興味が完全に失せ、試乗したいというところにまで至らなかった。

BMW X1 購入後半年の感想

X1の購入プロセスを詳細に綴るブログの筈が、とんだ手抜きで購入レポートを飛ばして購入半年後の感想を記します。


契約は3月、納車は4月末、半年以上が経過し、走行距離は7,000km程度になりました。
以下にどこぞのサイトでの評価記事風に書いてみます。
まあ結論を一言で言うと非常に気に入っています。


購入7ヶ月、走行7000kmの評価
モデルは18dMsp白+コンフォート/アドバンストセーフティーopです。




サイズ:
大き過ぎず小さ過ぎず、居室・荷室広く、見晴らし・取り回し良く、持て余さず、自分的にジャストサイズです。


外観:
どの角度から眺めても良いです。当初Mspはぼってりしてカッコ悪いと感じておりました。皆様もそう思われる方が多いのでは。にも拘わらず納期とシートの好みからMspを契約したので外観は割り切るしかないと思っていました。しかし所有してみると見方がガラッと変わり、今ではすっかり気に入ってしまいました。xlineもsuvらしくて良いですが、Mspのシンプルさも飽きの来ない良さがあります。コンパクトながら存在感のある優れたデザイン。色もソリッドな白なのに深みのある高品質感があります。


室内:
自分の感性には満点。ステアリング形状・感触、スポーツシート形状・素材、室内の広さ、見晴らし、運転時両足空間(特に左からの圧迫のなさ)、ダッシュボード回りのアルミとピアノブラックを配したモノトーン主体のシンプルでスポーティーな色使い・質感・形状、いずれも満足です。夜間のアンビエントライトもいい感じ。後席の分割前後スライド機能も意外と利用機会があり便利です。

エンジン・走行性能:
B47新世代2Lディーゼルターボ、18dはデチューン版ながら、それでも十分なトルクがあります。まだオイル交換してないので思い切って回すことを躊躇っているのと、燃費がいいので余計にも好燃費数値を出そうとしてアクセルはあまり踏込んでおらず、このエンジンの実力は多分半分も判っていません。それでも高速、山岳路、市街地、いずれも非力さを感じないで済む動力性能です。8ATもZFでなくやや残念ながら適切なギア選択で問題なし。コースティング機能も楽しんでます。
ロールが少なく4輪がしっかり地面を捉えている安定感、ステアリングは電動ながら反力がしっかりあるので、ワインディングでのハンドルさばきも軽快。車重は4駆suvなのでそれなりにありますが、その割には軽快に走ります。


ちなみにディーゼルは排ガスが臭いという投稿をどこかで見た記憶がありますが臭いを感じたことはありません。エンジン音はそれなりに聞こえますが私的には問題ありません。またDPF再生に気付いたこともありません。

乗り心地:
独車らしいソリッドな安定感のある乗り味です。車体の剛性感が高くミシリとも言わずに走り、個人的にタイヤ空気圧を高めに入れているにも関わらず段差もカドを丸めて乗り越えるので不快さは感じません。ただしシートはサポート性は良いもののクッション性に乏しいので長時間運転するとお尻が痛くなります。柔らかい乗り心地を好む方には合わないと思います。また後席は足回りは広いものの座面は短くクッション性も乏しいので乗り心地が悪いと感じることでしょう。やはりBMWはドライバーズカーだと思います。


燃費:
高速比率6割程度で通算約17km/L。市街地だと13km/L程度。高速のみだと20km/L近く走る。しかも軽油なので安い。車重重く空力も悪い4駆suvでこの燃費、満足です。


総合:
適度なサイズ、運転し易さ、積載性・実用性、トルクフルな動力性能と低燃費、外観・内装のセンスの良さ、4駆のいざという時の安心感、剛性感の高いしっかりした乗り心地、FFベースながら良好なハンドリング、などなどで、用事がなくても運転したくなる満足感の高いクルマです。不満点を挙げるとすれば、電動シートではない、BSM(斜後方監視機能)がない、ナビがタッチ式でない、と言う点で、それらを除き言うことなしです。
自分的に以前はsuvというと大きく重く燃費悪く意外と室内狭く鈍重で運転しても楽しくない、というネガなイメージしかなかったのに今ではすべてその逆。個人的な選定基準に合う車を買っただけですが意識しないうちに時代の流れに乗せられてしまったのかも知れません。

Subaru車のインパネ


Responseの記事を皆さまはご覧になられてますか?
私は暇があればスマホで眺めております。


岩貞さんとおっしゃるライター(自動車評論家?)をご存知でしょうか。その方の記事、女性目線なのが良いのかも知れませんが、私的には記事内容的に基本あまり好きではありません。


しかし今日現在掲載されている、スバルXVを評価している記事、私はえらく共感してしまいました。何に??それはインテリアに関する部分です。マルチファンクションディスプレイが情報過多で「うるさい」という下り。


それは実は私もレヴォーグでかねてより感じていた事なのです。


スバル車自体は過去に自分でもインプに乗っていたこともあるし、最近ちょっとミソは付いたもののマジメで基本を大切にした変に飾らないクルマ造りが好きなのです。


しかしながら「マルチファンクションディスプレイ」はどうかなと思います。設定次第なのかも知れませんが、友人所有車の助手席に乗せてもらった際、あまりに頻繁に何かしらの表示が次々に変わってなされるので、運転者の気が散るのでは、と思っていました。


そこにたまたま上記の記事。私が感じたことを他の方も感じていた。基本を大切にする筈のスバルさん、このあたりの見解を伺いたいものです。

トヨタ カムリは日本で売れるのか

往年の名車セリカ、MR2、ソアラなどを引き合いに出し、beautiful monsterと名乗り、「文句の付けようのないカッコいいクルマを作った」とトヨタ重役が豪語する新型カムリ。


一体どれ程のものか、と興味津々、お店に行ってみました。


まだ展示車しかなかったですが、私的には一言で言うと、「言う程のものではない」。


写真やwebで見ていたフロントグリル下部の独特のデザイン、巷ではクジラ顔と呼ばれている、は実車ではそれほどのインパクトはありませんでしたが、それでもこれをして「セリカ、MR2、ソアラ並みにカッコいい」とはとても言えないのではないでしょうか。


営業マンに受注状況などの話を聞いてみました。
少なくともネッツでは芳しくないようです。
セダンだが、売れそうか、と聞いてみると、このクルマの特長を並べ立てるだけ。
自己満足的な機能が多くても、それで売れるかどうかは別問題。


家族が多い時期にミニバンなどを使っていた人が、余裕が出来て家族の数も減って、さてセダンでも乗ってみるか、という人が買うのでは、と言う話であったが、それでカムリが売れるのか。そのような人がいたとしても、MB C class、BMW 3series、Audi A4などに行くのではないか。


トヨタ車も確かに文句なくカッコいい時代がありました。
前述の3車に加え、Supraなどは典型。時代の名車2000GTは言うに及ばず。
でも近年のトヨタ車はほんと田舎臭い。デザインをこね回して、かつての韓国車、中国車のようになっている。
独車御三家のように、シンプルさ、オーソドックスさをベースにしながらも洗練されたデザイン、というものが出来ないものか、と思います。





内装にしても、疑問符。
変な造形のインパネ。堂々たるフェイクの木目。質感の低いステアリング。特徴のないシート。


試乗は出来ませんでした。
試乗したらネガがポジに切り替わるようなインパクトがあると良いのですが。


日本の基幹産業のひとつであるクルマ造り。そのトップメーカーであるトヨタ。
トヨタのクルマは信頼性と基本性能は優れているのでしょう。
でも、消去法でない選択肢となるよう、特にデザイン力を磨かないと競争力が低下して行ってしまう懸念があります。是非頑張ってもらいたい。


かつての名車に並ぼうとするのなら、変顔化したカローラフィールダーを大きくしてセダン化したような中途半端なデザインから脱却し、原点に立ち返ってデザインしてみる方が良いのではないか、と思います。



本命、BMW X1 その1






初代x1には正直何の興味も感じておらず、存在すら気にしてませんでした。
しかしFMC(LCI)後のx1は全く別のクルマとなりました。





一目見てカッコイイ。
 顔つき(フロントグリル)はオーソドックスなBMW顔。精悍で生命感、躍動感を感じる。目付きはキリッとしているがキツ過ぎず、キドニーグリルは大きめで1シリ2シリより堂々としている。MPVである2シリより車高が高いが、全体に力強いsuvを感じるプロポーションや造作であるため、ファミリーカーである2シリと共通のUKLプラットフォームを用いているが、ずんぐりむっくり感のある2シリに対し、x1の方にはスポーティーさを感じる。デザインラインの中では特にxLineはsuvらしい加飾がメリハリを感じさせカッコいい。後姿も塊感があり、LEDテールランプの形状も最近のBMWデザインの文法に則ったもので夜目にもカッコいい。





サイズは大き過ぎず小さ過ぎず、非常に適切。
前車V70ほどの車長はもう不要で、それよりも取り回しの良さを求めたいと思っていた自分にはピッタリなサイズ。





4455mmとコンパクトな部類ながら、室内、特に後席はかなり広い。膝から前席背もたれまでの距離が十分あることに加え、前席下に足がすっぽり入って感激モノ。ルーフも高くさらに後席は前席より座面が高いスタジアム式なので前方の見通しも良い。かくしてこの車の後席パッセンジャーは上位のセダンの後席よりも快適なのではないかと思うほど。惜しむらくは後席の座面の前後長が短いのが欠点。室内空間的には余裕があるので、あと3cmほども座面が長ければ満点なのになぜこのサイズを設定したかメーカーに理由を伺いたい。あまり良くし過ぎると、X3やX5に勝(まさ)ってしまうから??





荷室も同クラスのライバル達よりも広い。床下にもスペアタイヤが無い分、かなりの容積が空間となっているので、常時積んでおきたいが日常使う訳ではない物を入れておくには大変都合が良いと思いました。