Life with BMW

BMWに魅せられた一個人が綴るクルマ中心のブログです。
思わず自分個人が思った通りに書いてしまうので、辛口になりがちです。
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レクサスNXに試乗してきました

今日は平日ですが、私用で仕事は休み、用事が午前中で終わり時間が余ったので車の試乗をすることとしました。


レクサスNX。このクルマは発売当初に写真で見た時は「なんだ?このデザインは・・」と感じたものです。特にフロントのスピンドルグリル両脇端のインテークの印象が。でもその後、実物を見ると写真ほど悪くはない。ちなみに自分の家族の印象では、「前はダサいが後ろ姿は好きな感じ」だそうです。



サイズ的には4630x1845x1645で、大き過ぎず小さ過ぎず。私が今回求めるところ(全長4.5m前後、幅1800程度)からすると、微妙に大き過ぎはしますけど。

室内の印象は、パーツひとつひとつのクオリティが日本のトップクラスのプロダクツだけあって高い。でも私の選択基準のひとつである「スポーティ」かと言うとそうではない。それはそもそもレクサスのメインコンセプトが「ラグジュアリーカー」であり、スポーティーさは最優先ではないのでしょう。私はチープなのは嫌だがラグジュアリー感までは求めていないので、この基本段階でちょっと自分の好みとは合わないということになる。
シートは、ラグジュアリー感もスポーティー感もさほど感じず。
後でカタログを見るに、F Sportだと室内がの精悍さを増す。そう感じる理由はモノトーンを基調とした色使いと光物が増えるせいだろうか。でも個人的には機械モノは好きではあるが、この場合はガチャついた感を感じて好印象ではない。




室内の広さは外観ほどには広さは感じない。前席はセンターコンソールが立派なので助手席と明確に距離を感じる。後席の膝と前席バックレスト間は十分な余裕があるが、前席下の空間がさほどないようで足元がすっぽり入りはしないので結果的に後席でリラックスし難い。後席のヘッドクリアランスが問題。試乗車はパノラマルーフなる開かないグラスルーフを備えており、その周辺部が通常ルーフより厚みが出るためか、ルーフが頭に触れて煩わしい。全高1645もある車でルーフに頭が触れるというのは意外、というか不快。しかしその昔、初期のハリアーに乗せてもらったときに、車体の大きさの割には室内は狭いことに違和感を感じたが、それを思い出した。


荷室もチェック。こちらも高さがない、というか床面が必要以上に高い感じ。スペアタイヤを装備しない場合は床下空間があるとは言うものの、やはりこのサイズの車体で実用性が低いのは残念。


さて走りは。希望的には200tに乗りたかったが、試乗車は300h。聞けばトルクはエンジンで206Nm、モーターで270Nm、合わせると476Nmという、一般ピープル的感覚からするとすごいことになる。実際走ってみると、確かにハイブリッド車(+トランスミッションはCVT)のメリットである出だしの良さとスムーズな加速は感じる。でも476Nmを実感できるほどの力強さかというとそうでもない。スムーズな加速も40km/h辺りまでは持続するが、そこから先、エンジン音が上がりながらも、ふっとトルク感が抜けて、おやっ、と思う。


足回りは固め。カーブでも撚れることなく、安定している。街中試乗なのでワインディングでどうかは不明。


ネガな内容になりました。でもNXは間違いなく売れている車です。あくまでも短時間試乗での個人的印象です。悪しからず。

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