Life with BMW

BMWに魅せられた一個人が綴るクルマ中心のブログです。
思わず自分個人が思った通りに書いてしまうので、辛口になりがちです。
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人気車ハリアーに迫る

話がいろいろ飛びますが、価格ドットコムのクルマ編、レビューやクチコミなど、けっこう面白いので時々見てます。盛り上がっているクルマ、話題にならないクルマ、様々で、盛り上がっているクルマのクチコミを見ると、実は炎上していたりして、アラアラと、結構楽しめます。


ここでは車種毎の人気順位(2017/5/15現在)を見てみます。


1位がCX5。これはまあ分かります。2月にモデルチェンジしたばかりですし、今一番人気のsuvですし、実際外観・内装ともに悪くなく、そして特に機能・性能が良く、コスパ抜群なので。


3位はヴェルファイア。これも何となく分かります。いわゆるミニバン、アルヴェル人気。家族が多い場合などはこのタイプが必要になるのでしょうね。でもこれはファミリーカーですよね。ファミリーカーにアルファードのド派手なフロントグリルが必要か?ヴェルファイアの金色の加飾って、ヤンキーならわかるけど。ファミリーカー、つまり家族用車ならおとなしい顔付で実用的でさえあれば良いのではないか、と思うのですよ。VW SharanやTouranのような顔が適切かと。


いやいやこんなことを論議するつもりではなく、2位、銀メダルのハリアーについてコメしようと思ったのです。


ハリアーは、ラグジュアリーsuvの草分けなどと呼ばれています。登場当時の印象は、4駆車と言えば無骨、ジープやスバル、三菱が典型、と相場が決まっていたところに、流麗なボディで颯爽と現れたのがハリアーという感じ。ただし実は中に入ってみると、全高だけは高いが、社内は意外と普通の低車高のステーションワゴンと同じ程度の広さで、高さ分のメリットはどこに行ったのだろう?と思ったものでした。


価格ドットコムを見て、ハリアーを購入選択肢という観点でリサーチしてみよう、と初めて思い、お店で実車を確認することにしました。


外観はまあ許容範囲かと思いますし、街でよく見かけるのでみなさんもお馴染みかと思います。ただしエンブレムがなぜ猛禽類?Harrierという車名が猛禽類の一種を表すので分かるものの、メーカーエンブレムではなく、単独モデル独自のエンブレムって、他メーカーはあまり例を見ず、トヨタのブランディング的にはどうなの?とツッコミを入れたくなる。


でも今日述べようと思った問題点はインテリアデザイン。


デザインの好みは人それぞれであることは理解しています。
しかしこれが今の時代の国内人気順位2位のクルマのデザインか。
昭和半頃の、一生懸命アメ車や欧州車を無理してマネて作ったようなクルマの雰囲気、皮革と木目を多用しさえすれば豪華になる、という勘違い、しかもウッドトリムはフェイクだし。ダッシュボードの皮調の部分が本革かどうかまではよく分かりませんが、カタログによるとシートもサイド部分やヘッドレストには合皮を使っているので、ダッシュボードも合皮かも知れません。オーナーさんの投稿記事にもフェイクだと記されていますし。シートのキルト模様も、なんとかならんのか、と言いたい。


前回のFMCが2013/12とのことなので、3.5年を経て、設計自体も古っぽくなって、マイナー目前であることを考慮しても、大丈夫か、と思う。


この雰囲気をラグジュアリーと感じ、陶酔しながらドライブをなさる方々がそれほど多いのでしょうか。世界的カーメーカー、トヨタの考えるラグジュアリーさとはこういうものなのだろうか。


カタログと言えば、カタログそのものもエライことになってます。写真と図と表と文字が、これでもか、と言うほどビッシリと詰め込まれ、さらにそこにアクセサリーや数種のナビなどのカタログが折り込まれ、その中身もより一層ビッシリ混み入ったもので、それは熱意の表れかも知れないが、輸入車のカタログと見比べるとあまりにbusy過ぎて、広げただけでお腹いっぱいになりそう。スバルやマツダのカタログなら技術的な記事も合うけど、トヨタのしかもハリアーのカタログならもう少しイメージ主体のものでも良いのではないだろうか。


実車もカタログも、共にもう少しシンプルで洗練されたものに出来ないのか、と思う。片田舎の豊田自動車ではなく、今やグローバル社会のトップ企業のひとつなのだから。




試乗はしていません。


動力性能やサスの性格はクチコミで大よそ見当が付きますし、曰く「走り」を楽しむクルマではないという動力性能、乗り心地重視の柔らかめなサス。乗ったところで考えが変わる可能性はないので。もっと正直に言うと、試乗好きな自分としては珍しく、これに試乗してみたいという気がちっとも起こらない。思いなおせば怖いもの見たさに試乗しておけば良かったかなとも思うが。。


エンジンはターボ化される予定で動力性能的にはマシになるのでしょうが、多分燃料は現状のレギュラーからハイオクになり、ランニングコストがアップするのでは。


suvカテゴリーで話題となっている車種がノーマークではまずいので念の為販売店で確認はしたものの、結論を申すと、デザイン、性能、ともに自分の求めるものではない、です。ただしこれはあくまでも私個人の好みと趣味が合わない、というだけの話ですので悪しからず。


しかし最近のトヨタのセンス、大丈夫か??prius PHVとか、C-HRとかもだんだん変な方向に行っている感じ。それともあれが未来を体現しているのかな?


いずれにしてもあれで売れているので問題ないのでしょうね。







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