クルマ遍歴のプレリュード
最近キャリアカウンセリングを学びまして、その中でナラティブアプローチなるものがありました。
これは、自分の未来を描くためには、自分の生きてきた道のりを振り返り、何を大切にして来たかを自己探索することで、自分の「キャリアテーマは何か」を掴むことが有効だ、というようなものです。
と、小難しいことを言い始めましたが、要は自分が最初に買った車は何だったのか、を書くにあたり、自分がなぜそれにしたかを思い出そうとしたのです。
古い話ですがそれはホンダプレリュード(二代目)。
かなり気に入ってました。
当時、ツーボックス(ハッチバック)全盛期。ファミリア、シビックなど。レビン・トレノも形状的にはハッチバックかな。その中でフルモデルチェンジされ二代目となったプレリュードはトランクのあるスリーボックス。サイズの割には低く広く、まあ個人的には圧倒的にかっこよく見えて、おれの車はこれだ、と思ったのです。
もう店に行き試乗もせずに買いました。働き始めて間もないので最下グレードのXC。
MTはいいとして、重ステ、重ウィンドウ、しかし電動サンルーフとオートクルーズコントロールは標準というアンバランスさ。スペシャルティカーならでは(?)。
走行性能で良いところは人馬一体感。タイトコーナーでもロールなく水平にスーと旋回し、おー、なんじゃこりゃーと思いました。走行中4輪がどう動いているか、手に取るように判る感覚、重ステで前輪直結のステアリングなどにより、車を自分がダイレクトに操作している感満載でこれぞ一体感。
その後、何台か買い換えましたが、あのプレリュードのような感覚を得られ、我が愛車と思える車にはずっと出会えておりませんでした。
この続きは次回とします。