Life with BMW

BMWに魅せられた一個人が綴るクルマ中心のブログです。
思わず自分個人が思った通りに書いてしまうので、辛口になりがちです。
辛口がお気に召さない方は閲覧をご注意願います。

日産ノート e-Powerに試乗

なんと、日産ノートがアクアを抑えてNo.1??


全くのノーマークでした。天下のトヨタのハイブリッド車(アクア、プリウスなど)を抑えて、日産のノートが月間登録車数(2017/1月)第一位??
で、e-Power??なにそれ??


がぜん興味を覚えて早速見に行ってきました。
夕方6時、もう閉店まで1時間。今から試乗とかは無理かな、と思い、とりあえずカタログだけでも、と販売店のお姉さんにお願いしました。すると自動的に?セールスの方が現れ、結果的に試乗できることに。




向かった先は普通の国産コンパクトカー。リーフ、または昔のマーチ(今もあるのかな?)を彷彿させる外観で、何も目新しくない。内装も、普通。普通とはこのレベルのクルマの普通で、悪くはないが特に面白くもない。まあノートはノートですから。シフトレバーのみ少し違う。正確に言うとレバーではない。近未来的な?光る丸いコントローラが鎮座ましましている。





しかしこれがe-Power、、、どんなんだろう。。
セールスさんの説明を一通り聞き、いざ試乗へ発進。
スタートボタンを押すと思いがけずいきなりエンジンが始動。セールス曰く充電レベルが下がっているとのこと。でもさほど気になるエンジン音ではないと思いました。
車道までのアプローチを徐行する間はアクアなどトヨタのハイブリッド車と特に違いは感じられず。しかし車道に出て、前車との空きを作ってから加速を試みると、おーっ、これぞEVの走り!正確にはレンジエクステンダーエンジン付きEVの走り!
タイムラグなく静かだがこのクラスの車としては出出しから十分大きなトルク感のある連続する加速(実際トルクは0rpm~いきなり25.9kgmもある)。CVTとも違い、盛り上がりすら感じる。これは今まで味わったことのない独特な感覚。今後のクルマはこうなって行くのかな、と感じる。
街なかのディーラーさん周辺一周コースなので、高速域での加速は試せず。その範囲内では走行性能的には先日試したC-HRよりはるかに驚きのある好印象。しかしネット上では高速での燃費や加速は大したことはないと言われている。


このクルマを買う意味は何か。
今迄にない新鮮な乗り味。これに価値を見出せるか否か。このクラスの車を検討中の人は興味本位でこれに試乗するとまた、エンジンが直接の駆動源ではなく、エンジンに伴うトランスミッション系もないので、その辺りにまつわる不具合発生の確率は下がるのかも知れない。モーターの信頼性とかは存じませんが。


いずれにしても将来的にはEVが主流になって行くだろうことを考えると、派手さはないけど少し未来を先取りしている感はある仕組みで、久々に面白いものを見せてもらったと感じました。だったらお前は買うのか、と問われると、今のところNo。動力方式以外の部分(外観、内装など)での魅力が個人的には乏しいと感じるので。しかしこんなコンパクトカーでもアラウンドビューモニターとかは便利ですし、前方だけでなく周囲の移動物や歩行者を検知する機能も安心。実際試乗中に側方に歩行者が通過した際にアラームが鳴りました。この辺りは国産車の方がコンパクトクラスでも至れり尽くせり。

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