Life with BMW

BMWに魅せられた一個人が綴るクルマ中心のブログです。
思わず自分個人が思った通りに書いてしまうので、辛口になりがちです。
辛口がお気に召さない方は閲覧をご注意願います。

3008に試乗してきました



外観が気になる3008に試乗してきました。


事前に家族に写真を見せたところでは、けちょんけちょん。フロントのデザインが嫌だね、とか、リアは普通、とか。


でも実物(白)の第一印象は、私的には、お、カッコイイ。


乗り込んで運転席の印象は、うーん、ちょっと面白いけど、飽きそう。。


セールス氏曰く、「運転して楽しいですよ~」とのことなので、早速走らせてみる。


ガソリン1.6LTurbo。FFなので車重は1.5tほどだが、1.6Tでは役不足か、セールス氏の言葉は何だったのかと思えるほど、まるで楽しいとは感じない。普通には走る、以上。って感じ。これなら1.4TのTiguanの方が走りはいい。たまたま春の交通安全週間とかでパトカーがここかしこにいたことも3008とご縁が薄かった証かも知れない。


シートはどうか、というと、308の方が包まれ感がありずっといい。
でもフランス車らしく、サス自体は柔らかめな印象で乗り心地はいい。


小径ステアリングも度が過ぎるとスポーティー感は失われ、街中では問題ないが、ワインディングでは大丈夫なのだろうか。ステアリング越しに計器類が見える、しかも液晶タイプ、というのは私的には性が合わない。


荷室も広さは500Lを超えるようではあるが、幅内寸が狭まっている感じで、あまり使い良さそうではない。


フランス車には(購入検討対象として)興味のない私が興味本位というのも変だが興味本位で乗ってはみたものの、やはりあっさりと購入検討対象とはならなかった。


でもこのクルマの先行輸入分はさっさと売り切れたそうで、次回ロットは8月とか。。
好きな人は好きなのですね。個々の好みが異なるから世の中面白いのでしょう。
ちなみにディーゼルの出荷も8月ながら、納車は年末とかになる的なことをおっしゃられてました。


日産ノート e-Powerに試乗

なんと、日産ノートがアクアを抑えてNo.1??


全くのノーマークでした。天下のトヨタのハイブリッド車(アクア、プリウスなど)を抑えて、日産のノートが月間登録車数(2017/1月)第一位??
で、e-Power??なにそれ??


がぜん興味を覚えて早速見に行ってきました。
夕方6時、もう閉店まで1時間。今から試乗とかは無理かな、と思い、とりあえずカタログだけでも、と販売店のお姉さんにお願いしました。すると自動的に?セールスの方が現れ、結果的に試乗できることに。




向かった先は普通の国産コンパクトカー。リーフ、または昔のマーチ(今もあるのかな?)を彷彿させる外観で、何も目新しくない。内装も、普通。普通とはこのレベルのクルマの普通で、悪くはないが特に面白くもない。まあノートはノートですから。シフトレバーのみ少し違う。正確に言うとレバーではない。近未来的な?光る丸いコントローラが鎮座ましましている。





しかしこれがe-Power、、、どんなんだろう。。
セールスさんの説明を一通り聞き、いざ試乗へ発進。
スタートボタンを押すと思いがけずいきなりエンジンが始動。セールス曰く充電レベルが下がっているとのこと。でもさほど気になるエンジン音ではないと思いました。
車道までのアプローチを徐行する間はアクアなどトヨタのハイブリッド車と特に違いは感じられず。しかし車道に出て、前車との空きを作ってから加速を試みると、おーっ、これぞEVの走り!正確にはレンジエクステンダーエンジン付きEVの走り!
タイムラグなく静かだがこのクラスの車としては出出しから十分大きなトルク感のある連続する加速(実際トルクは0rpm~いきなり25.9kgmもある)。CVTとも違い、盛り上がりすら感じる。これは今まで味わったことのない独特な感覚。今後のクルマはこうなって行くのかな、と感じる。
街なかのディーラーさん周辺一周コースなので、高速域での加速は試せず。その範囲内では走行性能的には先日試したC-HRよりはるかに驚きのある好印象。しかしネット上では高速での燃費や加速は大したことはないと言われている。


このクルマを買う意味は何か。
今迄にない新鮮な乗り味。これに価値を見出せるか否か。このクラスの車を検討中の人は興味本位でこれに試乗するとまた、エンジンが直接の駆動源ではなく、エンジンに伴うトランスミッション系もないので、その辺りにまつわる不具合発生の確率は下がるのかも知れない。モーターの信頼性とかは存じませんが。


いずれにしても将来的にはEVが主流になって行くだろうことを考えると、派手さはないけど少し未来を先取りしている感はある仕組みで、久々に面白いものを見せてもらったと感じました。だったらお前は買うのか、と問われると、今のところNo。動力方式以外の部分(外観、内装など)での魅力が個人的には乏しいと感じるので。しかしこんなコンパクトカーでもアラウンドビューモニターとかは便利ですし、前方だけでなく周囲の移動物や歩行者を検知する機能も安心。実際試乗中に側方に歩行者が通過した際にアラームが鳴りました。この辺りは国産車の方がコンパクトクラスでも至れり尽くせり。

GLE350d 4MATIC Coupe Sportsに試乗しました

GLCに続き、GLEにも試乗しました。


全長(mm) 4,890x全幅(mm) 2,015x全高(mm) 1,730
車両重量(kg) 2,330


これはもう、私には too muchですので、サラリと済ませたいと思います。(苦笑)


デカ過ぎ、重過ぎ。
幅2m超、車重2.3tですよ。日本で使うシチュエーションが想像できまへん。


乗り込む時、降りる時、これだけで大変。
感覚的にはGLCをそのまま1.3倍拡大した感じですね。


着座姿勢はGLCで感じたことと同様、こんなにデカいクルマながら足元に余裕が不足してる感あり。慣れるのかも知れませんが。


走行感覚は、乗り心地の良い戦車を高速に操縦しているような感覚。(大げさ?)
エンジンは出力258psながらトルクが63.2kgmもあるので、車重2.3tをものともせず、重厚ながら強引に走らせます。


ただ、個人的にはもっと気軽に軽快に走れるやつが好みです。


いずれにしても、ちょっと次期愛車選定の参考とするには異なるレンジでした。
試乗させて頂いたことには感謝致します。ご担当者は非常に丁寧な感じの良い方でした。

GLCに試乗してきました

前回までの話の流れをちょっと変えて、最新の試乗メモです。


クルマはMB GLC220d 4matic coupe sport。
先月発売されたばかりのニューカマーで、既に出荷されているGLCのクーペ版です。
別にこれに乗りたいと思ったわけではなく、フツーのGLCの試乗を希望したつもりだったのですが、用意されていたのはこのクルマ。まあ基本は共通だし、悪いことはないか、とそのまま行きました。


外寸はLWH=4735x1930x1605mm、重量は1960kg
幅がかなり大きく、重量も半端ないです。
エンジンは2.2L diesel turboで出力/トルクは170ps/40.8kgm。


この車にはランニングボードと呼ばれるドア下のステップが付いており、SUVらしいカッコ良さを演出しております。しかしながらちょっと乗り込み難い。普段使いにはどうかなと思いますが、素のGLC220dには付いてないようなので問題ないでしょう。


乗りこんで感じたこと。左足側の空間が狭い。
多分これはギアボックスが大きいのでしょう。9速のそれは7速並みの重量のようですが、それでもドライバーの足元空間を狭めるほどのボリュームがあり、個人的には私はこのクルマと長い付き合いは出来ないな、と走る前から感じてしまいました。マツダの宣伝ではないですが、座って両足を伸ばして、自然な姿勢が作れること、MBがそれを疎かにするとは考えられないですが、私としては今一つでした。


内装はCクラスと同様です。クオリティは高いのですが、個人的にはセンターコンソールの感じが好みではありません。シフトレバーがコラム式なのも違和感があります。


走りに関しては、市内の短距離試乗では十分試すことは出来ませんが、それでもエンジンのトルクの太さによる低速加速の力強さは2t近い巨体でも十分なものです。ステアリングは速度感応式で、低速で軽いのは良いのですが、少し車速が上がると急に重めになり、換言すれば回し難くなる感じで、この変化には少し違和感を覚えました。


動力性能、乗り心地、安定性、安全性、いずれをとっても申し分はなく良く出来たクルマなのですが、先立つものがあったら欲しい、とは思えず。(ま、先立つものもないので、何言ってんだ、と言われそうですが。)


以前CクラスやAクラス、GLAなどに乗った時も、同じように、いい車だけど欲しいとは思えない、と感じたことを思い出しました。


ややネガな感じになってしまいましたが、単に私が個人的にMBと相性が悪いだけなのでしょう。


同日、GLEにも試乗したのですが、それはまた別途書くことにします。


クルマ遍歴のプレリュード

最近キャリアカウンセリングを学びまして、その中でナラティブアプローチなるものがありました。


これは、自分の未来を描くためには、自分の生きてきた道のりを振り返り、何を大切にして来たかを自己探索することで、自分の「キャリアテーマは何か」を掴むことが有効だ、というようなものです。


と、小難しいことを言い始めましたが、要は自分が最初に買った車は何だったのか、を書くにあたり、自分がなぜそれにしたかを思い出そうとしたのです。


古い話ですがそれはホンダプレリュード(二代目)。
かなり気に入ってました。




当時、ツーボックス(ハッチバック)全盛期。ファミリア、シビックなど。レビン・トレノも形状的にはハッチバックかな。その中でフルモデルチェンジされ二代目となったプレリュードはトランクのあるスリーボックス。サイズの割には低く広く、まあ個人的には圧倒的にかっこよく見えて、おれの車はこれだ、と思ったのです。


もう店に行き試乗もせずに買いました。働き始めて間もないので最下グレードのXC。
MTはいいとして、重ステ、重ウィンドウ、しかし電動サンルーフとオートクルーズコントロールは標準というアンバランスさ。スペシャルティカーならでは(?)。



走行性能で良いところは人馬一体感。タイトコーナーでもロールなく水平にスーと旋回し、おー、なんじゃこりゃーと思いました。走行中4輪がどう動いているか、手に取るように判る感覚、重ステで前輪直結のステアリングなどにより、車を自分がダイレクトに操作している感満載でこれぞ一体感。


その後、何台か買い換えましたが、あのプレリュードのような感覚を得られ、我が愛車と思える車にはずっと出会えておりませんでした。


この続きは次回とします。